TV番組
真・女神転生 デビルチルドレン ライト&ダーク
(TV東京系)」感想

#2「時の鎖(平成14年10月12日放映)」

まあ、
基本ルール(この場合はメガテンの世界観)を押さえていない作品はろくなモノじゃない
のは確かとしても、だからといって
基本ルール(この場合はメガテンの世界観)を押さえているからと言ってそれが優れた作品であるとは限らない
んですよねぇ(苦笑い)

・とりあえず、前回挙げたことに関して補足

1.「子供向け」と「子供だまし」の区別が付いていて、

について
やっぱり小林監督も「子供だまし」を作ってしまう人だったんですねぇ(ふぅ、溜め息)
(主人公が「頭の弱いクソ餓鬼」と取られかねないのではねぇ)
ジンとランドとの確執と和解について、他に表現のやりようがあったと思うのだが
(あれでは何でランドがジンを支持したのか全然わからないんですが)

後はAパートのつかみが悪かったことと、
Bパートの個々のシーンシーンにつながりというか脈略がないと言うことと、
(上記とかぶりますが)
何よりジンに魅力が感じられない
(一話だけなら脚本上のミスですんでも、同じ人物が脚本やっているのでは言い逃れはできないと思うのだが)

まあ、こういうような映像化作品が出るのがメガテン(下記参照)だと割り切れれば何とか……ならんかやっぱ
ただ、唯一評価されるのはきちんと連続ドラマの体裁をなしていることか。

(本放送開始前に「帝國大劇場別館」メイン掲示板に書いた(平成14年9月26日付)ことから抜粋)

映像化メガテンといえば、
1.原作の尺を縮めて映像化したらフィルムが終わってしまいましたな「デジタルデビルストーリー 女神転生」
2.「猊下!メガテンの魂の本質はボーイズラブだったんですか!?」な「真・女神転生東京黙示録」
3.主人公が悪魔使いならぬペルソナ使いになったあげくに最後の対戦相手が、「聖エルミン学園生徒・ピアスの少年でヴィシュヌの力の使い手(言わずとしれた女神異聞録ペルソナの主人公)」という、「作品が違うだろ!」な「真・女神転生 デビルサマナー(これは実写です)」
4.竹内たんはもとより岡田プロデューサーまでメガテンをわかっていないことが判明した「デビチル」
という、どっか変な作品ばかり続いたんです。
ということは今回も……ふぅ(溜め息)。

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