友人Sの単勝一点勝負!Stuck on You!!

最終回
第48回有馬記念
(12月28日、於中山競馬場、芝2500m、3才以上、外国産馬混合


結果とコメント

着順 枠番 馬番 馬名
シンボリクリスエス
リンカーン
ゼンノロブロイ
この有馬記念において私は13年間の競馬人生に一つの終止符をうつことを宣言する。
思えば、私の競馬デビューは平成3年共同通信杯(トキノミノル記念)シャコーグレイドの単勝(5着)、同馬の皐月賞劇走(2着)により今日があると考えている。
以来13年、様々な思い出が走馬灯のように駆け巡る。
しかし、その中心にいるのは私が競馬にのめりこむきっかけを作ってくれたシャコーグレイドであり、その弟のテンジンショウグンであった。
私がいかなる高配当を狙っても、日経賞テンジンショウグンの単35570円を超えることが出来なかったのは競馬が何たるかを暗示しているようである。
いつしか私が目指すようになったのが競馬で100万円儲けること、そのクライマックスが
98年の有馬記念、グラスワンダー-ステイゴールドの1、3着である。
もしメジロブライトがいなければ私は120万円の配当を手にするはずだったのに…
その後私は一気に100万円を得ることは難しい。しかし、トータルで達成することは可能なのでは?と思い確率の高い単勝馬券でトータル100万円を目指すこととなった。
その躍進の第一歩が2001年宝塚記念のメイショウドトウの単、さらに秋天アグネスデジタルの単で資金は倍増、計画は一気に軌道に乗った。
そして今年の2月には資金は52万円となり、目標達成なるか?といった所まで到達した。
競馬でトータル儲けることは可能か?との問いの結論を出せるのではないかと思ったものである。

だがそこから困難の日々は待っていた。
でももうどうでもよいのだ。
私は山の頂上に立ったのだから、
私も金儲けがしたい。
金儲けも悪くないが、今の私にはどうでも良い。
神は私が山に登るのを許され私は頂上から約束の地を見たのだ。
私はもういくことは出来ないが、
真の競馬ファンはきっと約束の地に到達することが出来るだろう。
私は今幸せだ。心配も恐れも無い。
神の栄光の祝福をこの目で見たのだから…
本年とったレース
安田記念、日本ダービー、スプリンターズS、エリザベス女王杯のたった4レース、
フェブラリーS、ビワシンセイキ2着で始まった今年のGT戦線は2着病に悩まされた1年だった。
だが、何事も無くこの1年競馬を楽しめたことを思えば、すべてのものに感謝する気持ちでいっぱいである
朱に染む師走の夕日仰ぎては   
    ことなき年の恵みをぞ知る
(管理人原稿受け取り 2003/12/29 (月) 1:43)