第62回皐月賞(GI)
(4月14日、於中山競馬場、芝2000m、3才、内国産限定(外国産馬一部解放))
主役級がバタバタと株を落としたり、退場(ヤマニンセラフィム、骨折による)したりする中で、唯一順当に生き残ったタニノギムレットを本命に推す(とはいえ、スプリングステークス勝ち馬が皐月賞を勝ったのは94年のナリタブライアンが最後なのだが)。
対抗には爆発力を同距離、同一コースの弥生賞で見せてくれたローマンエンパイアを。
注意目には唯一無敗のモノポライザーを推す。
穴目としては、父タイキブリザード(GI二着がやたらと多かった)の血が騒ぐかもしれないヤマノブリザード、西の秘密兵器の王道である毎日杯を勝ったチアズシュタルクを。
ただ、この予想、トライアル逃げ切り勝ちを飾ったシゲルゴッドハンド、バランスオブゲーム、逃げて強いメジロマイヤーが端の潰し合いをやって全滅することを前提として予想を立てております。念のため。
あと、浪漫派にはナリタブライアンが最後に残してくれた傑作になりそうなダイタクフラッグ、親子孫三代クラシック制覇のトウカイテイオー産駒ホーマンウィナーなどがおります。おすすめはしませんが。
(書き違い発覚につき訂正し、お詫びいたします・4月12日)
誤)西の秘密兵器の王道である毎日杯を
正)西の秘密兵器の登竜門である毎日杯を
なお、西の秘密兵器というのは皐月賞や旧京都四才特別(現京都新聞杯)と言ったクラシックのトライアルレースではない三才重賞を勝ってクラシック本番に望む馬の通称です。たいていは秘密でなくなる本番であっけなく敗れますが、まれにシルクジャスティス(97年京都四才特別勝ち、ダービー二着、後の97年有馬記念勝ち)や、テイエムオペラオー(99年、毎日杯勝ち、皐月賞一着、その他に勝ったGIは列挙不能)のような馬もいたりするので油断も隙もあったものではありません。念のため。
(勝算:翌日方式などの変更もあり得ます)
軸線はタニノギムレットで間違いはないと思う。とすると、配当の都合上、あまり多くの買い目を買うわけには行かない。で、絞り込んで(ヤマノブリザードを斬って)こうした次第。
ただ、桜花賞みたいに、落ち着いたペースになってしまって、先行した馬が踏ん張りきり昨日列挙した馬で二着・三着、と言う事態もあり得るため、さらに絞り込んだ上でワイドに差し替えるか、逆に開き直って単勝11(タニノギムレット)に差し替えるかもしれない。
以上。
(勝算:手応えはあり)
結論:開き直りました。
(安全策を採って、枠連の買い目を増やすと、当たっても赤字という事態も起こり得るため)
以上。