友人Sの単勝一点勝負!Stuck on You!!

第八回
第55回朝日杯フューチャリティステークス
(12月14日、於中山競馬場、芝1600m、2才、牡馬・セン馬(去勢して生殖能力を無くした牡馬のこと、漢字が表示されないのでカタカナで代用)限定)


結果とコメント

着順 枠番 馬番 馬名
コスモサンビーム
15 メイショウボーラー
アポインテッドデイ
その日(管理人注 12月14日のこと)はあまりにショックな一日だった。
そんな私のささやかな楽しみは帰宅後ビデオで競馬中継を見ること。
メイショウボーラーは中山の坂を無事越えだろうか、(メイショウ)ムネノリ君が来てくれたら最高だ。などと甘い空想に耽りつつ過ごしていた。
電話が鳴ったのは終業10分前だった。社長(74歳)から「S君はいるかね?」とのこと、
私はいやな予感がしたのだが、出ないわけにはいかない。
受話器をとると
「1(コスモサンビーム)が来たね。私はとったようだけど、あんたはどうかね?」
と嬉しさをこらえきれない様子、
私は忘れていた。社長から
(管理人注、三連複の)1−2−15の馬券
を頼まれていたことを。
ということは私の馬券は…
そして、私のささやかな楽しみは…
あぁ、神は我を見捨てたもうたのか…
そもそも昔から社長は私について偏見があるらしく、大変迷惑しているのだ。
それは
@Sはつまらない馬券ばかり買っている。もっと穴を狙え!!→社長みたいに三連複一点買いじゃ一年に一回ぐらいしか当たらないじゃないですか。馬連等で資金を分散するよりも、単一点に集中したほうが長期的に利益は上がるんです。
ASは占いで馬券を当てようとしている。→何を根拠にそんなことを…

などである。
その他にも、
@こそこそと私のデスクにやって来て無言で馬券依頼メモを渡すのやめてください。社長なんだから…
A社長室からおりてきた書類の中に馬券依頼メモをはさむのはやめてください。スパイごっこじゃないんだから…
B仕事中電話をかけてきて「新潟11レース、三連複で3−9−12…」私はノミ屋じゃないんですけど…
C仕事のことで意見をいったのに「あいつは競馬で勝ちたいからあんなことを…」理不尽すぎて訳がわかりません。


その上唯一の楽しみを奪われたのではたまらない。
しばらくの間出社拒否になりそうな今日この頃である。
(管理人原稿受け取り 2003/12/18 (木) 2:39)