友人Sの単勝一点勝負!Stuck on You!!

第八回
第55回朝日杯フューチャリティステークス
(12月14日、於中山競馬場、芝1600m、2才、牡馬・セン馬(去勢して生殖能力を無くした牡馬のこと、漢字が表示されないのでカタカナで代用)限定)


中山1600のポイントは2つ、
@最初のコーナーの急カーブ  内枠が断然有利
A直線にある高さ2.4メートルの急勾配  差し馬が有利

である。
@については枠順確定を待たねばならないが、メイショウボーラーにとってAは試練となるだろう。
デイリー杯(管理人注、前走出走したデイリー杯二才ステークスのこと)を見る限り能力上位は間違いないのだが、しかし完敗とはいえ2着グレイトジャーニーの力も相当なもの…と思う。
他にもメテオバーストキョウワスプレンダコスモサンビームと伏兵陣は多いのだが、そこまで手を広げてはキリが無い。
やはり
メイショウボーラー
ということになるのだろうか。
前4戦主戦騎手は福永だったが、香港遠征(管理人注、同日に香港・シャティン競馬場に開催される香港カップ、香港マイルに騎乗予定)でぺリエに乗り変わるのも好材料である。
(管理人補足、福永と今年のGIの相性についてはここも参照のこと)
グレイトジャーニーはノーリーズンの弟、思えば皐月賞をノーリーズンが勝った時、私は中山にいてタニノギムレット−ノーリーズンの馬連を3,000円買っていた。
あの時はハナ差で涙をのんだわけだが、約束の地中山であの時の借りを…という思いがないではない。
とりあえずこの2頭だが、結論は枠順が確定してから決めたい。
後編に続く(後編は金曜か土曜に…お楽しみに)
(管理人原稿受け取り 2003/12/09 (火) 23:50、2003/12/09 (火) 23:55に一部訂正を受け取り)

S氏から追加原稿を受け取りました

危ない所だった。ここ数日間、グレイトジャーニーはかなりいいらしいとか、中山の坂はメイショウボーラーに鬼門となるのでは?とか、悪魔が私に囁くのである。
断然の1番人気が出現すると単勝勝負師の前に現れる
『オデュッセイア』のセイレーン(*1)
の誘いもかくありなんと思うような危険な誘いである。
この危機を脱した今、
私の◎は
メイショウボーラー
に決まった。
大外の15番枠は確かに不利だが、スタートさえまともならコーナー前で主導権を握るのは十分可能だろう。中山の坂も難関であるが、馬群というもう一つの敵と戦わねばならない後続馬を考えるとねぇ…。
いつかメイショウボーラーにも斜陽の時は来るのであろうが、それは来年になってからではなかろうか?
しかしメイショウボーラーの単では配当は望めない(2倍きったらきついなぁ…買うけど)。馬連で利益を出したいところ、グレイトジャーニー(来年は逆転するはず)はおさえるとして、その他の有力馬は多士済々である。
すべておさえては資金的に厳しい。
ここは思い切って
初芝(*2)のメイショウムネノリを狙い打つ!!
トウショウボーイの肌にリンドシェーバーというのもマイル向きなのではなかろうか。
追伸  阪神JFがヤマニンのワンツーだから今度はメイショウで、などという安易な考えでは決してない。
千葉の 勝利の風に オーオオオ ふ〜かれて〜行こう〜
※これはメイショウムネノリ、初芝からの連想です。わかる人だけわかってください。そうそう、フェルナンデス解雇だって?ばかだねぇ〜
(最後の二行、管理人には全く分からないので補足不能)
管理人補足
(*1)『オデュッセイア』のセイレーン……『オデュッセイア』はギリシャ神話物語の一つ。トロイの木馬の故事で有名なギリシャ(イタカ島)の領主にして弓の達人オデュッセウスがトロイ攻略後に地中海全域をさまよいながら故郷のイタカ島を目指し家族と再会する物語。
セイレーンとはギリシャ神話物語にたびたび登場する(他に有名なところでは「アルゴー探検隊の冒険」にも登場)モンスターで魅惑的な歌声を以て船乗りを呼び寄せて難破させる、と言う特技(と言うか習性というか)を持つ。
(*2)メイショウムネノリはダートで二戦一勝。このレースが初めての芝でのレースとなる。ひょっとして千葉ロッテマリーンズの初芝と引っかけたのか?
(管理人原稿受け取り 2003/12/12 (金) 21:25)