・Blogで書けない一言日記


・12月27日

・"仮面ライダーゼロワン"シリーズ感想
何というか、どうにも、
「手垢のついたテーマで、色々と『捌ききれなかった(扱いきれなかった)』感が強いなぁ」
と言う評価だった。
で、この作品の
「原点にして頂点(Byフィーニス)」は
2019年末の
"仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション"
だったよなぁ。
2020年になってZAIA=天津垓が登場した頃からテンポが悪くなって来た
(同じパターンの繰り返しによるマンネリ化=停滞。一、二話完結形式じゃなくて連続ドラマの作劇方法として問題あり)のもあるけども、
ZAIA回りの扱いを間違えた、
(政府の司法組織であるA.I.M.Sを企業の私兵化したり、そのA.I.M.Sの装備=兵器であるレイドレイザーの一般販売を飛電インテリジェンス名義でしようとしたり、やり過ぎ、と言うか司法界隈がメチャクチャ)
ってのがある。
ついでに言うと、垓が「面倒くさい」ってのもあるか。
後は、
飛電インテリジェンスがどうしても大企業に見えなかったこと、
なんだよなぁ。
(社長室回りしか描写がないのと、首脳部が或人と福添副社長と専務の三名しか常時登場しない。他の取締役や幹部の姿が取締役会でしか見えない)
どうも、その辺が
『捌ききれなかった』
感を出しているんじゃないかと思うのだが……。

・12月22日

仕事休みの日。
"ワンダーウーマン1984"を大泉のT-JOYで見る。
(ネタバレ・核心部分は伏せ字)
テーマが「弱さ」と「本当の強さ」で、
「ルールの『抜け目』を付いたつもりでもルールは『厳格』に適用される」が徹底している
(もうちょい俗っぽく砕けて言えば「お天道様は見ている」)

当たり、
道徳色(或いは教訓色)の強い「(良い意味で)ヒーロー物として健全な作品」だったんだなぁ。
(道徳臭、或いは教訓臭の強い作品ではない。念のため)
それで以て、
「みんなの願いが無差別に叶った結果、収拾不能に陥る社会や世界」もさることながら「人々の願いを叶える代わりに見返りをもらっているはずなのにちっとも幸せじゃない(それどころか心身共に消耗する一方)のマックス」がなかなかに皮肉が効いているよなぁ。
後は、
いろんなすれ違い(ダイアナと彼女の「強さ」ばかり見て「弱さ」を見落としていたバーバラ、「強い」父親を演じようと無理をしていたマックスと「父親に強くなくても良いからそばにいて欲しい」アリスタ)が修復されて行く話かなぁ。
それと、
最後の説得で、一回
大切な人を亡くしてもう一回大切な人を亡くしたダイアナだから、大切な人が生き残るか亡くなるかの瀬戸際にあったマックスを説得できたってのもあったよなぁ。
最後に舞台になった1984年のことについていくつか。
作中で、イラン・イラク戦争が継戦中だと言うことにも少し触れられていたけど、
当時は冷戦の晩年期で、何より
「(ソ連を中心とする)当時の東側諸国が参加しない『平和の祭典』ロサンゼルスオリンピック」
が一番印象的だったよなぁ。
(プロローグで幼少時のダイアナも参加した五名の戦士が数々のアスレチック越えと馬上弓射の複合競技で馬上弓射の的を射た際に『五色の幟』が使われたのが印象的)
で、
本編中に
SDI(宇宙技術を駆使した戦略防衛構想)のことを通称の「スター・ウォーズ計画」と言い続けた当たり。
ルーカスフィルム→ディズニー(現在のルーカスフィルムの親会社)→マーベル(ディズニーの子会社)
とのライバル意識を燃やしているんだなぁ(違)。


追伸
ラスト近くにマックスとアリスタが本心からわかり合えるんだけど、
その後でマックスが
「パパは『嘘』をついたからその『罰』を受けなきゃいけないんだ。その『罰』を受け終わったら必ずお前の元に戻ってくるからな」
と言って『出資詐欺』で連行される結末が待っているわけじゃないのね……。

(日本の二時間サスペンスドラマじゃないんだから)

・12月15日

仕事休みの日。
年賀状の写真を撮りに小泉牧場まで行ってきました。
……、小銭を用意していなかった(一万円札しか手元になかった)ので、逆に気を遣わせちゃったなぁ。
(撮影させてもらったお礼代わりに名物のアイスミルクを買おうとしたら手元に一万円札しかなくて「良いよ、無理して買ってくれなくても」と逆に気を遣わせてしまった)
入り口から見た小泉牧場 小泉牧場、牛舎
小泉牧場のミルクタンク
放牧場で寝そべっていた牛
小泉牧場、名残の銀杏並木
小泉牧場、名残の銀杏並木。
手前右手の牛舎と奥の高層ビル(タワーマンション?)
と言う、ある意味シュールな組み合わせ

・11月26日

仕事休みの日。
たまたま「三の酉」の日とかぶったので田無神社まで行ってきました。
南大鳥居の社号標
南大鳥居 南参道(奥に社殿)
千葉ロッテマリーンズ、
井口監督奉納の幟
境内から見た冠木門銀杏並木 境内外から見た冠木門銀杏並木
冠木門 社殿南の龍神池 田無神社社殿
土俵"大鵬" 北側から土俵"大鵬"を その由来となった説明板
大鵬碑 楠木正成公像の由緒 楠木正成公像

・10月16日

Blogで書けない感想を。

・"探偵・由利麟太郎"#2「憑かれた女(悪夢に憑かれた女の謎 消えた死体)」(裏感想・ネタバレ&種明かしありの部分は伏せ字)
由利先生が犯人に向かって言う台詞に
「オリジナルを超えるリメイクは存在しない!」
を持ち出したこととに対して。
犯人の動機は
「父親が道楽で作った映画を現実に再現して、父親を越えるため」
で、犯人の深層(由利先生言うところの『君(犯人)が見た悪夢のはじまり』が
「その映画(スナッフフィルムという噂もあってあっさりと封印作品になった)の惨殺シーンの撮影に幼い頃の犯人がショックを受けたこと」にあったと言うのなら、

犯人の動機が
「祖父が道楽で創った映画を現実に再現して、祖父を越えるため」
にしても良かったのでは(こらこら)。
(ドラマ版"金田一少年の事件簿"には祖父の金田一耕助が孫の一を事件の犯行現場に連れて行くシーンがあったとか)
で、東映作品と言えば、「役者の融通」をするのがよくあることだけど、
(有名なところで"仮面ライダー555"終了後に故・泉政行氏が"科捜研の女"のレギュラーを務めていたこと)
被害者役も融通するのね……。

("仮面ライダービルド"のレギュラー赤楚衛二氏が被害者役で登場しています
この作品は制作協力が東映京都映像)