同人師

・潟家之巻(がたけのまき)〜ガタケット59参戦記
(平成13年7月25日於新潟市産業振興センター)


行動記録

西武線で、柳沢発西武新宿行きの準急にタッチの差で乗り遅れるという不吉なスタートとなる。
7:49 西武柳沢駅出発(西武新宿線使用、西武新宿線・JR高田馬場駅まで移動)
高田馬場駅で、新潟行きの切符を購入。その後、山手線で池袋駅まで移動。
8:34 池袋駅出発(JR埼京線使用、JR大宮駅まで移動)
西武柳沢駅でのタッチの差での乗り遅れがたたって、埼京線でも通勤快速に乗り遅れる。クサる。
9:22 大宮駅出発(上越新幹線使用、JR新潟駅まで移動)
いつも思うのだが、MAXあさひ(二階建て新幹線)に乗っていると、「乗っている」と言うより、「詰め込まれている」と言う感覚に取り込まれる。MAXあさひに慣れなきゃいけないのに……。
11:02 新潟駅到着
新潟駅南口の新潟市産業振興センター行きの臨時直通バス乗り場へ移動。
新潟は、この当時の東京に比べて、涼しかった。東京では、風を受けると熱風なのに対し、新潟では、風を受けても普通に涼しく感じる。
11:10 新潟駅出発(新潟市産業振興センター行きの臨時直通バス使用)
新潟交通のバスは、今でも、客車の床が、木の板張りだったりする。これはびっくり。
新潟スタジアム、通称ビッグスワンを見る。はっきり言って、採算はとれるのだろうか?

*ビッグスワン遠景

11:35 新潟市産業振興センター着

*新潟市産業振興センター玄関写真

今回のガタケットは1階会場に、直接参加、委託販売両会場が収まる(普段の開催は、1階に直接参加サークルが入り、委託販売の会場は2階になる)。
今回は、直接参加1212サークル、委託参加387サークル。
で、一直線46スペースを制しているのが、ポップンミュージック系サークルのみと言う相も変わらず混沌とした状況である。あとは、芸能系サークルが強い。
14:00 整理券による入場規制が解除された委託参加スペースへ移動。
14:45頃 撤収準備

毎度毎度のことだが、気に入った本、衝動的に買った本をどんどん買っている内に、腕は重く、懐は寂しく、と言うような状況。やっぱり、「永遠の初心者」なのかなあ……。
14:52頃 新潟市産業振興センターを出発。(新潟駅行きの臨時直通バス使用)
15:08 新潟駅着
15:33 新潟駅出発(上越新幹線使用、大宮駅に移動)

あさひ322号(一階建てあさひ)に乗る。この車両には近々廃止になる予定のビュッフェ付きと言う珍しい編成なので、ビュッフェで何か暖かいものでも食べようとしたら、軽食サービスはもはや行っておらず、只の売店と化していた(大泣き)
高崎駅と大宮駅の間で雷雨。新幹線の中からでも大きく響く雷鳴に驚く。

*あさひ322号写真

17:20頃 大宮駅着
18:30頃 西武柳沢駅着。
ガタケット59を振り返って
今回は夏コミ前と言うことか、全体的に勢いがなかったように思う。

ガタケット追記 18年間無事故なれども、無風ならず

 ガタケットは18年間無事故であったと言う感謝の放送が流れていたが、無風ではなかった。ガタケット57で、小学館の人間が査察に来て、ドラえもん系サークルにプレッシャーをかけた、と言うことがあったらしく、サークルが最低一つ、ドラえもん系から撤退、と言うことがあった。この先、ガタケットはどう転がっていくのだろうか。税務署の査察を受けたコミケット、千葉県警ともめたコミックシティ。同人誌の未来には常に暗雲が漂っている……。
 また、ガタケットを開催できるほどの会場が、新潟市産業振興センターしかないため、夏は平日開催を余儀なくされている。2003年には大規模コンベンションホール「万代島国際展示場」がオープンする(相変わらずハコモノ行政だ……)そうだが、個人的には(休日に休めない職種のため)夏はこのまま平日開催でいってほしいのだが……。ジレンマだよなあ。