フリートークその1
「二次元が三次元を侵食する」例としてのキャプテン翼とサッカー界
(前略)
実は三次元とは、二次元世界において、大勢の人間によって積み重ねられた思考実験を実践に移す場なのです。つまり、まず二次元における妄想が最初で、三次元における現実とは、実は妄想の産物というわけです。
(『メイドさん大全(インフォレスト株式会社)』P93左段、「脳内メイドさん革命が世界を救う(本田透)」より引用)
のっけからキャプテン翼と何の関係もない文を出して申し訳ないが、これを見た瞬間私は思った。
「これって、キャプテン翼とサッカー界の関係じゃないのか?」
(『メイドさん大全(インフォレスト株式会社)』P93より)
で、この仕組みをキャプテン翼とサッカー界の動きと合わせると(○番号は上の図の○番号に対応)かくて、「二次元は三次元を侵食する」結果、サッカー文化は日本に定着したのであった。
高橋陽一がキャプテン翼を通して、「サッカーは楽しくて、素晴らしい」と語り続ける @ それを見た子供達が「サッカーは楽しくて、素晴らしい」と思うようになる。 A その結果、実際にサッカーをやってみる子供達が増えて、 B 少年サッカーを中心にブームが起こる。
それに引っ張られるような形で、大人達も引っ張られ、Jリーグが創設され、W杯本戦に出場し、あれよあれよという間に2002年のW杯を開催(韓国に半分ほど試合やら何やらを持って行かれたが)し……。
(尤もキャプテン翼の時代以前にプロ化を目指して色々なチームが頑張っていた模様(*1))
目出度し、目出度し。
で、高橋陽一の凄いところは、
「サッカー文化定着の"きっかけ"を作ったのが選手でも指導者でもなく、
一介の漫画家だった」
と言うところにあるんだろうな。
(第一回なのに、尻切れトンボですいません)
(2006年1月31日)
*1 WEBサッカーマニア(http://www.geocities.co.jp/Colosseum/3652/)内
「宮崎編集長の『正論』Vol42(http://www.geocities.co.jp/Colosseum/3652/seiron42.html)を参照