・Blogで書けない一言日記
・3月29日
仕事休みに"ザ・バットマン"を見る(ネタバレ部分は伏せ字)。
いくらゴッサムシティの「暗闘(ゴッサムシティの『闇』との戦い)」って言っても、画面が終始暗すぎやしませんかね……。
(ゴッサムシティの行き詰まり感の表現や、クライマックスのバットマンがたいまつ代わりの発煙筒を持って自由の女神よろしく住民達を誘導するシーンにつながるのでネガティブに取ることではないのかもしれないが)
が第一印象だったなぁ。
でもって、
対戦相手がリドラーでサスペンス仕立てと対戦相手の生々しさを考えたら、結構に地味な(と言うか生々しい)戦いにもなるよね。
と言うことなのかね、やっぱり。
(オズとのカーチェイスが始まる中盤からアクションが大きくなってくる)
後は、
"バットマン"物でちょくちょく出てくる、
「ヒーロー」と「ヴィラン」は同じコインの表裏、
が貫徹されていたことかなぁ。
(クライマックス手前のバットマンとエドワードの対峙と、セリーナを含めた三人が親の因縁を受け継ぐ「孤児」と言うくくりな点。もう一つ言は「リドラー」に憧れて自分もリドラーになった人たちとの戦いの後でエピローグでは「仮面を付けた人たち」がゴッサムの住民達を助けるニュースが流れていた)
で、最後はブルースが「闇」と「復讐」を乗り越えてバイクで夜明け(「闇」と「復讐」を乗り越えた象徴)を駆けるフィナーレという。
あ、そうそう。
麻薬取引の現行犯であるオズが起訴されなかったのはなぜなんだぜ?
(バットマンとゴードンによる「私刑行為」な違法捜査を弁護士に突っ込まれたのでは?)
・1月27日
仕事休みに"スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム"を見る(ネタバレ部分は伏せ字)。
まずは、
カムバックしてくれた全てのオリジナルキャストに拍手を。
MCUフェイズ4のターニングポイントにして異色作(制作がディズニー&マーベルではなくソニー・コロンビア)、(サム・ライミ版から数えての、と言うよりソニー・コロンビア版)実写版"スパイダーマン"のグランド・フィナーレ。
挫折と再生と克服の物語、
と言うか
「『死の運命』を覆そうとしたら別の『死の運命』を引いてしまい(ジェイムソン編集長がメイおばさんの名誉を守ってくれた(*1)のは幸いだった)、それでもなお『死の運命』を覆そうと奔走する」
物語。
もう一つは正気に戻ったドクター・オクトパスが良い味を出していたこと。
後は予告編でもあった(と言うか予告編でしかなかった)台詞、
「全ては救えない」
を象徴するかのようなビターな結末(モチーフとなったとおぼしき原作に"ワン・モア・デイ"がある)かなぁ。
あ、そうそう。
結局の所、ソニー・コロンビア版"スパイダーマン"世界のヴェノムじゃないので何ら本編に出てこないまま終わったよなぁ。>"ヴェノム"世界のエディとヴェノム(エキストラカットにしか登場しなかった)。
(そこで「シンビオートの自生する細胞片を残した」のはシャレにならないけど)
あれだけ運命を覆してしまえば(*2)(と言うか、並行世界に介入すれば)、ツケの払いがやってくるのは当然でして。>エキストラカット代わりの"ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス"の予告編
それで以て、
ワンダに助っ人を頼んで大丈夫?(こらこら)>"ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス"の予告編内のドクター・ストレンジ
*1 メイおばさんのことを「(稀代のヴィランである)スパイダーマンの仲間」ではなく「稀代のヴィランであるスパイダーマンの被害者」と報道したので彼女の名誉は守られたはず。
*2 劇場版"アベンジャーズ:エンドゲーム"のモチーフになったとおぼしき原作版クロスオーバーイベント"エイジ・オブ・ウルトロン"において「ウルトロンに世界征服直前まで持って行かれた世界」と覆すべくウルヴァリンが過去に戻ってウルトロンを作る前のハンク・ピムを暗殺した結果、現在がよりややこしい方向に流れたので、もう一回過去に戻ってハンク・ピムに歴史の流れを変えずにウルトロンを破滅させる策を練って、現在がややこしくならないように修復させて、ウルトロンを破滅させた。