・一言日記

 ・平成21年5月

・5月28日(木曜日)

仕事休み。
午前中は作業着の洗濯。
午後はパソコンのバックアップ作業。
雨が降っていたこともあって、夕方は寝てしまい、夜になってサイトの更新作業。

・5月27日まで

まぁ、色々と。

・5月25日まで

まぁ、色々と。
長いこと(と言っても二、三ヶ月くらい)探し回っても見つからなかったDVDをAmazonのマーケットプレイスを通じて購入したり、バンダレコードに注文したりして購入。
で、「ドクター・フー」(新版)の日本語版シーズン2のDVD(全四巻)の第一巻を見た(第四話まで)のだが、下に書いたように、このシリーズにも、
デビット・テナント(10代目ドクター)がレギュラーシーズン(正確にはシーズン1の最終回で顔見せ、シーズン1とシーズン2の間のクリスマススペシャルが初陣)の初っ端から女に意識を乗っ取られた男という難しい演技をやらされたり、
ドクターと彼と一緒に旅をする少女ローズ(シーズン1から続投)が、ヴィクトリア女王によってイギリスの敵に認定されてしまったり、
校長先生が女子生徒を美味しくいただいてしまったり、
スーツ着たまま宴会に出かけて、すっかり酔っぱらって「出来上がって」しまうとネクタイを鉢巻き代わりにしてしまうのは洋の東西問わずだったり、
と、凄まじいシーンが用意されている。
むろん、これだけではなくて、シリーズ構成が見事だったり(第一話には第一シーズン初期のエイリアンが再登場したり、第二話には狼が意外なつながりを見せたり)する。
また、第一話ではドクターが"医者(ドクター)"の倫理観から未来の病院における治療法の研究手段を糾弾したり、第三話・第四話ではドクターが「恐ろしく長い寿命と再生の宿命を持つ男」であることの悲哀が話の軸になっていたりする(第三話の「君は僕と一生を過ごすことは出来ても、僕は君と一生を過ごすことは出来ない」は名台詞)。特に第四話で「そんなときドクターは悲しそうな犬の目になる(『ドクター・フー』シーズン4 感想(後編) | Long after Midnight - とうに夜半を過ぎて)より引用」シーンが印象に残る。
(10代目ドクターは大きく目を見開くと言う印象ばかりが強く残っているので)
とりあえず今回はここまで。

・5月9日まで

4月30日の仕事休みに湯島天神→不忍池(上野公園)を散策(して秋葉原で散財)したり、
(画像の方は日を改めて)
5月3日〜5月5日まで、法事の為に帰省したり、まぁ色々と。

先月もちょっと触れたと思うが、「秘密情報部トーチウッド」の本伝とも言うべき「ドクター・フー」(新版)の日本語版、シーズン1(日本語版がでているのはNHKで放映されていた2シーズンのみ)+クリスマススペシャルのDVDBOXを購入。一気に見終える。
で、ドクター・フーというのはオリジナル版の放送開始年が古かったりする。
どのくらい放送開始が古いのかというと、
ドクター・フー(イギリス放送):1963(昭和38)年
で、
どのくらい古いかというと、
仮面ライダー(日本放送):1971(昭和46)年
ウルトラマン(日本放送):1966(昭和41)年
ドラえもん(日本放送、日本テレビ版):1973(昭和48)年
サンダーバード(イギリス放送):1965(昭和40)年
宇宙大作戦(スタートレック)(アメリカ放送):1966(昭和41)年
水戸黄門(東野英治郎版TVシリーズ):1969(昭和44)年

これらの番組の放送開始よりも古い、と言うのだから恐れ入る。
(尤も、基本複数話完結、シーズン休みありのドクター・フーと基本一話完結、シーズン休み無しの諸作品を一緒に比較するのは無理がある、と言われればそれまでだが。ドクター・フーより古い作品となると"鉄腕アトム(日本放送、人形劇版):1957(昭和32)年"くらいか)
で、新版ドクター・フー(これは2005年に放送開始)の事なのだが、
イギリスの首相官邸が巡航ミサイルの直撃を喰らって吹っ飛んだり、
エセロリ(一児の母)が登場したり、

伊東四朗(違*注)型アンドロイドが殺人ビーム(正確にはちょっと違うのだが)を撃ちまくったり、
と言う、なかなか凄い展開だったりする。
いや、それだけではなくて、なかなかコミカルでシニカル(トリックジョークとも言うべきなのかな?)、それでいてきれい事では済まない部分とかもきちんと描いていたり、SFアドベンチャーの傑作だと思う。
イギリス本国ではシーズン4が終了、2009年はスペシャル版のみ放映予定で2010年にシーズン5が開始予定なのだが、シナリオ、シリーズ展開の煮詰まりが懸念されている模様(英語版シーズン4を見た人の感想による)。オリジナル版の放送終了(1989年)の原因の一つが脚本の質の劣化にあると思われる(通算9代目ドクターのクリストファー・エクルストンへのインタビューや新版脚本のトム・マクレーの談話など)ので、シーズン5は正念場なのかもしれない。

この記事を書くに当たって、下記の本を参考に致しました
仮面ライダー 悪の系譜(吉沢晃一・樹想社編/銀河出版)
シネアルバム89"SFムービー史"(責任編集・北島明弘/芳賀書店)
ドクター・フーオフィシャルガイド2''エイリアン"(キネマ旬報社)

*注 "ザ・ウィーケスト・リンク"日本版の司会者。オリジナル版では声の出演として、本国版"ザ・ウィーケスト・リンク"の司会アン・ロビンソンが特別出演している。で、アンドロイドのモデルもアン・ロビンソン型だとか。

追記 オリジナル版「ドクター・フー」については、
タイムトラベル専門サイト フィクションから実話まで」の「TVと映画ゾーン」
海外TVドラマ【SPACEMAN-TV】」の「ドクター・フーHOME」
が詳しい。